少年は、大阪のガンジス川のほど近くにあるチャイショップで遠くインドを想像していた。いくつかの年月を経て少年はいわゆる社会人になり、ようやくここベナレスに降り立った時、想い描いていた通りの処であったことに安堵した。もう思い残すことは無い。そんな気にさせる場所であった。
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